『事柄ー思考ー感情ー感覚ー存在
どのレベルで話をしているか? どのレベルの言葉が使われているか?』
その話し手じゃなくても話せる説明や情報が事柄
「~と思う。」と出てくれば思考
「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「怒った」「愛している」「好き」などは感情
「~と感じた。」「心地よかった」「気持ち悪かった」などは感覚
「ある」「いる」「生きている」などは存在
存在に近づくほど、その人にとって大切なことだと僕は考えています。
事柄には話し手の存在は出てきていませんが、思考でもその人が出てき始めて、感情ー感覚になるとさらに出て来る感じがします。
どこについていくか(どこの言葉に反応するか)によって、話し手はそのレベルの話をしていきます。
相手の存在に関わる話が聴きたいのであれば、存在ー感覚ー感情の言葉についていきます。
相手の気持ちが聴きたいのであれば、感情や感覚の言葉についていきます。
相手をちゃんと聴こうという場合は存在に近い言葉に僕はついていきます。
「彼女と映画に行ったんだけど、楽しかったんだよ~。」
という話に対して、
「え~映画って何みたの~?」
と聞くと映画の内容を説明していきます。これは事柄についていったことになって、事柄にスポットライトが当てられて話し手はその事柄について話し出します。
「楽しかったんだね~。どんなところが楽しかったの~?」
と聞いていくと話し手は楽しかった気持ちについて語り出します。
対話の場合は、こちらがどこをどう聞くかだけでなく、こちらがどのレベルで話すかも相手に影響していきます。
こちらが思考レベルの話をしていれば、相手もそれに応えるように思考の話を、感情の話をしていれば感情の話をしていきます。
だから相手に大切な話をしてもらいたいなら、こちらから心を開いて自己開示することが有効なんですね。
自分や相手が「事柄ー思考ー感情ー感覚ー存在」どのレベルで話しているか意識してみましょう。
そして、存在に近い言葉についていってみてください。
会話が変わっていきますよ。
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kuri
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