今日は、3月15日に行った「人間関係がグンと良くなる、コミュニケーション講座」のレポートの続きについて書きたいと思います。
まず、何も意識せずに自由に1分自己紹介してもらった後に、話し手さんに自分を深く感じるためのコツをひとつお伝えして、それを意識しながら1分間話してもらう、
さらに1分間、その話し手さんの話を別の人が聞き手になって、聞いてもらう、
というのを人を変えてやってもらいました。
次の話し手さんが人間関係に対する悩みについて、自分が生きていることに関わる話をされていました。
この時、私が話を聞いている段階から、他の参加者も私と同じように真剣に聞いている姿がとてもあったかかったです。
こういうことが自然と起こるんだと感動しました!
聞き手さんは何度もリピートされている方でその方の性格や感覚がわかっていました。
この方のひとつのキーワードである「本気」というのもあったのと、この方も今回の話し手と同じような悩みを抱えていることがわかっていたので、以下のような意識で聞いてもらいました。
「聞けたら生きる/聞けなかったら死ぬくらいの覚悟で聞いてみよう」
「自分が問題をクリアしたらあの話し手さんも問題を解決できる。自分の内側をクリアにして、聞いてみよう」
本当に真剣に相手を想って聞く、しびれる時間になりました。
聞き手の方からはこんな感想をいただきました。
「1点の輝きをみにいくとき、そこには命に関わる大切な音がある。そのとき、命がけで聴く。聴き手の在り方で、話している人が、生きるか死ぬか決まるほど、切実で命がけ。どんな一秒一刹那ものがせない。」
ほんと大切な意識ですね。それくらい集中して、時間的に細かく聞いていけたらと私も感覚を磨いているところです。
次の方の対話は、日常的によくあるかたちで、質問から始まりました。
質問の仕方というのは、わかりやすいスキルとして、対話の展開を変えていきます。
このとき、質問がその聞き手の方が聞きたいことを聞いている感じがしたので、
「自分が聞きたいことではなくて、相手が話したがっていることを聞いてみよう」
ということをお伝えしました。
話し手さんが気持ちいい音で気付きもあったみたいです。
とてもシンプルですが、この意識を持って聞けるだけでも、話し手が気持ち良く話しやすくなったり、話してすっきりすることが多くなります。
すべての指示に対して、「代打オレ!」として、
聞き役を交代して聞いていきました。
途中、聞き手の方に私の話を聞いてもらうこともしました。
聞き手として聞いてもらうこと、その方が実感しやすいようにその方の理想像になって話すことで、
その方に伝えたいことを説明するよりもずっとその聞き手さんの心に響くかたちで伝えることができるんです。
セラピストの方の自信の弱さが気になっていたので、その方を信じながらメッセージと音を奥底へ届ける意識で話しました。
するとその方は「自信が持てました!」と言っていただけました。
この講座では、
ひとりひとりの聞き方を観察して、
ひとりひとりの性質や感覚を感じ取りながら、
それぞれを伸ばすポイントをお伝えして実践することで、
確実に日常や現場でいかせるように聞き方を深めていきます。
次回は、4-5月はお休みするので、6月の予定です。
良かったら、一緒にコミュニケーション力、相手を感じる感覚を磨きませんか?
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kuri
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