周りの人ともっと分かり合って人間関係を良くする方法：相手の中に相手の案内で入っていく

質問やコメントが無意識的にも話し手を誘導してしまうことがあります。

相手がどんな人でどこへ向かおうとしているのか？

それは話し手しかわかりません。

だから聞き手が聞きたいことを聞くのではなく、話し手が話したいことをただ聞いていきます。

こちらの聞きたいことを聞くことは、相手の中に手を突っ込んで、思いや気持ちを外に出すような作業です。これでは、外に出せたもの以外の相手は見えてきません。

聞き手はできるかぎり話し手の邪魔をせずに、話し手のペースやタイミング、言葉で話してもらうように心がけていきます。ただ話し手が話すままに聞き、その人がどんな思いでいるのかを、深く深く感じ取っていきます。

話し手が聞き手を信頼できると感じて、安心して心の扉を開いて初めて、話し手は自分の中に招き入れてくれます。

そして、相手の案内で中に入っていくことができます。話し手一人でも潜っていけない奥に２人だから入って、深いところの思いや気持ちを感じられることもあります。

相手の案内で相手の奥底にある深い話を聞けるように聞いていきましょう。

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